犬たちを見送るためのブログ

ちょっと年老いてきた3匹の記録。

2019/10/18,19 チワックス日記

食欲◎(ロイヤルカナン、バナナ、キウイ、ガム、クッキー)

うんちの状態◎(18日1回、19日1回)

おしっこの状態◎(頻尿気味)

 

***

18日はロング留守番のため、朝んぽをちょっと長めに……。

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しかし気温3度のなか、外に出すと「え?なにこれ?ほんとにさんぽいくの?むりじゃない?」と寒がるテンちゃん。

 

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それでもちゃきちゃき歩き、楽しそう。

15分ほど歩いたら満足したようで、いつもどおり自分でおうちに帰っていきました。

 

おかげで留守番中はぐっすりだったみたいだね。

***

 

19日は雨のため散歩なし。

 

おうちでおやつ入りおもちゃタイムをするも、彼女は諦めが早い。

 

「だして~!」とおねだり。

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この子は室内遊びがあまり上手じゃないのか、好きじゃないのか。

明日は晴れるといいね!

2019/10/18、19 シーズー 日記

食欲◎(ロイヤルカナン、バナナ、ガム)

うんち◎18日1回、19日1回

おしっこ◎

ケア:目薬、甲状腺の薬、かゆみ止め、シャンプー

 

***

 

18日はロング留守番となったものの、カメラで確認したら朝から夕方4時までコタツから出なかったししゃもさん。

 

夕方4時にコタツから出たらうろうろ開始……。

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バスの中でその様子を見守るかいぬし。

 

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約20分ほど、くるくるうろうろをしてようやく落ち着いたようす。

 

でもおしっこ失敗はナシ!

 

***

19日はおしっこ失敗……。

 

まぁ仕方ないね! 

2019/10/17 ポメラニアン日記

食欲◎(ロイヤルカナン、バナナ少し、おやつ少し)

うんちの状態◎(午後に1回)

おしっこの状態◎(朝、お散歩時、夕方)

ケア:ブラッシングと夜の歯磨きのみ。

 

***

 

「人が来るときの吠え」をゆる~く改善中のポメさん。トレーナーさんに頂いたアドバイスを続けているけど、まだ急に来られると吠えちゃう。

 

今日の記録

 

・かいぬしの帰宅時:◎

・かいぬしのお出かけ時:△(1回だけ吠えてすぐ落ち着いた)

・突然の来客:☓

 

***

 

もうひとつ、シーズーに対する威嚇も改善中。

 

今日は1回ありました。

 

わたしが在宅中だけフリーにしているんだけど、わたしが目を離したときとシーズーのうろうろがタイミング悪く重なってしまい…。

 

すぐに引き離してちょっとハウスへ。

 

***

 

今日はお散歩にでたら大好きな向かいのおばあちゃんが!!!!

 

人が大好きなパン君はもう大興奮。

 

大好きなので離れたがらず…ぜんぜんお散歩にはならなかったねぇ。

 

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というわけで運動パワーは自宅で発散。

 

使い古しのハンカチがお気に入りで買ったおもちゃには見向きもしない…。

 

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寝てる時間もちょっと増えてきたね。いくら元気でもそろそろシニア。

 

のんびり過ごしましょ。

 

 

2019/10/17 チワックス日記

食欲◎(ロイヤルカナン、バナナ少し)

うんちの状態◎(午前中に1回)

おしっこの状態◎(粗相なし、頻尿気味)

お散歩20分くらい。

ケア:軽いブラッシング、夜だけ歯磨き

 

***

 

朝は6時くらいにお腹が空くようで、かいぬしを起こしてくるてんちゃん。今日のお散歩は昼過ぎに。相変わらずスンスン匂いを嗅ぎながら楽しそうで何より。

 

隣のおじいちゃんには慣れて来た。

ちょっと怖がりながらも自分からナデナデされに行った。

 

満足したようで午後はししゃもとぴったりくっついてお昼寝。

 

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人が来たとき、かいぬし帰宅時の吠えは1回もナシ。だいぶトレーニング効果が出て来たかも?

 

夜ごはんのあとはちょっと甘えん坊モードに。

 

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これから少しクレートタイムです。

 

 

2019/10/17 シーズー日記

食欲◎(ロイヤルカナン、バナナ少し)

うんちの状態◎(外で1回)

おしっこの状態◎(朝、連れて行って成功。夕方、自力で行こうとしてたどり着けず失敗)

ケア:目薬、かゆみ止め、甲状腺の薬、耳洗浄

 

今日の一句…

 

うちのラグ

きみのおかげで

いつもきれい

 

やはりトイレまで連れて行かないと失敗してしまう。くるくる回って頑張って探しても、トイレまでたどり着けずに我慢しきれないみたい。

 

気づけば連れていくのだけど、毎回というわけにはいかず。おかげでしょっちゅう洗うことになってわがやのラグはいつも洗い立てだね。

 

***

 

今日は朝6時に目を覚ましたししゃもさん。

くるくると回る足音でかいぬしも起床。

お腹減ってピーピーしてたテンちゃんに釣られて起きたかな?

でも吠えはナシ。

 

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昼過ぎ、天気が良かったので近所の空き地まで日光浴へ。

相変わらず歩くのはビクビクだったけど、空き地では風をスンスンして気持ちよさそうだった。

 

お外きもちいいね。

 

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 夜ごはんを食べたあと、うろうろと落ち着かず居場所を見つけられないようす。

 

クレートに入れたらちょっと落ち着き…

でもやっぱり落ち着かず自分から出て迷い…

再度クレートにIN、さらにかいぬしの厚手ストールを上から被せたら、ようやくご納得されたようで良かった良かった。

 

前はクレート苦手だったのにねぇ。

最近は入れてあげると落ち着くようになったね。

もし「今」災害が起きたら?ペット同伴避難が叶わない現実と向き合う

昨日の記事、Twitterでシェアをしてくれた方が多く、色んな方に読んでいただいてうれしい限りです。ありがとうございます。(うれしハズカシ)

 

さて、ペット同伴避難実現は今後も声をあげ続けていきたいのですが、現実問題として、もし「今」災害が起きたら?ということも考えねばなりません。

 

「こないだ来たばっかだし、しばらく来ないでしょ」なんてことはありません。明日地震が来たら?火山が爆発したら?また過去最大級の台風が生まれたら?現時点で、どれだけの飼い主がペットを連れて避難所に行けるでしょうか。

 

うちは、行けません。

 

無いから。同伴どころか、同行避難すらできない市なので。でもわたしは「犬とともに死ぬ」なんて覚悟は持ち合わせておらず、「犬とともに生きる」しか考えてません。そのために、「今」できることで思い浮かぶアイディアを整理してみました。

 

多くの飼い主さんがまず考えるのは避難バッグだと思いますが、これはもう色んなところで情報が出されていますし、それぞれ準備していることだろうと思うので書きません。クレートトレーニングの重要性なども、あえて私なんかが書くことでは無いと思うので飛ばします。

 

今回は、自宅にいたら死ぬかもしれないとき、どうしよう?という話。

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**おでかけ大好きなうちのチワックスさん。キャリーバッグを出すとテンション上がって勝手に入る。そして期待に満ちた目で待つ**

 

わたしが今(というか、ここ半年以上ずっと)考えているのは、地域との連携です。たとえば「犬猫災害ネットワーク」のようなものがあれば、地域の飼い主がそのネットワークに登録できます。

 

人数が集まることで、自治体に嘆願書なども出しやすくなるのではないでしょうか。

 

ネットワークに登録した飼い主同士で助け合うこともできますよね。会費を集めペット用の備蓄を用意したり、定期的に交流会を開くことで信頼関係を築けば、一時預かりもし合えるかもしれません。また、ひとりでは出来ないペット同行避難訓練も実現できます。

 

そして災害が起きたとき、指定避難所が無かったとしても「集まる場所」を決めておくと乗り越えやすいように思うんです。

 

自治体に指定避難所を開設してもらえなかったとしても、「まず一晩乗り越える場所」を決める。そこから「長引く被災生活」を考える。あまり使われていない公民館や自治会館があれば事前に要請してもいいでしょうし、使ってもいいと仰ってくれるビルのオーナー様がいるかもしれません。

 

とにかく、ひとりでは「諦めて家に…。」となりがちですが、人数が集まればアイディアもいろいろ出てくるのでは無いでしょうか?

 

特に災害って、地域性の濃いことですよね。起きる災害の種類、地形、自治体の性格も含めて。ですので、SNSで声をあげたり情報交換したりも大事ですが、「地域」に根付いた対策がいちばん重要なのではないかと。

 

まぁただこれは「なんとなくずっと頭の中にある」というだけの超ぼんやりアイディアですので、正直なところ全然煮詰められていません。でもこのネットワーク、意外とメリット多いのでは?なんて考えます。

 

災害時以外にも、たとえば輸血が必要になったとき声かけをしやすいですし、ペット用品のフリマなど楽しいこともできちゃいます。

 

さらにはクラファンでお金を集め、地域に犬猫可の避難所を設立!普段はドッグランやペット可ゲストハウスで地域活性化も!!なんてなれば注目度が高まって、前例に続く地域が出てくるかも?なんて考えたりまでして。

 

とはいえ、このネットワークですら今日明日実現!なんてわけにはいかないでしょう。じゃあ本当に「今」まさにこれ書いてる瞬間に大地震でも来たらどうするんだろう、わたし。

 

そう考えると、本当にペット連れって切羽詰まってますね…。

 

***実は以前、この犬猫災害ネットワークを実現しようと思ったことがあって、ネットワーク作りよりも先に「ペット同行避難訓練」をしようと思ったんですね。ただ住んでる市内にはドッグトレーナーさんがいなくて。そこでちょっと遠くのトレーナーさんにご相談したんですが、「やったことないので」と断られてしまった案件でした。ただ今回の台風でやっぱり必要なのでは?と思ったので、もう一度、今度はネットワーク作りから始めてみようかななんて考え中。集まるか分かりませんが。***

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**愛用のペットカートはみんな大好き。使ってみてかなり頑丈だと感じるので、災害時にも活躍しそうだなと思う**

 

たぶん「今」災害が起きて逃げなきゃいけなくなったとしたら、普通に避難所行くと思います。そこで交渉すると思います。

 

「それは非常識!!アレルギーの方がぐぬぬぬぬ」と一瞬にして噴火しちゃった方、まぁ落ち着いてください。何も強行突破しようとか感情的に詰め寄ろうとかってんじゃないです。わたしだって現場を荒らしたいとは思いません。

 

交渉です、交渉。たとえば小学校で一般の避難者さん達が体育館を使っているなら、一番遠い教室をひとつだけでも使わせて頂けないのか…。出入り口がひとつしかない校舎なんて無いと思いますし、完全に導線を分けることも可能だと思うのです。

 

もちろん交渉してもなお無理なこともあるでしょう。校舎の端と端の距離であってもアレルギー反応が出てしまう方がいるなら諦めるしかありませんね。でもわたしはまず交渉はしてみると思います。だって同行避難原則で、一箇所も避難所が無いことがそもそもおかしいですから。交渉するくらいいいでしょ。

 

ただ、交渉するときに「家族なんで!!」は言わない方がいいだろうなぁとは思います。

 

「家族だから一緒に」のお気持ちはよーく分かります。でもそれは全ての人に通じる感覚ではないんです。あくまでもそれは「感情」でしか無いんです。交渉時に感情論を持ち出しても、伝える方だってより感情的になって終わりですよね。

 

災害が起きてみんながいっぱいいっぱいになってる時、なるべくスムーズに、なるべく穏便に事を運びたいとわたしは思います。(感情はあとから爆発させればいいので)

 

一番大事なことは、ペットと共に生き延びることです。

 

たぶん、避難所を使わせてもらう交渉時に必要なポイントは以下かなぁと思うのですが、どうでしょうか。

 

・ペット同行避難は国が原則としている

(今回の台風で言えば、外なら死ぬので屋内じゃないと意味がない)

・ペットを置いてくことは単純に危険

(逃げ出して衛生面への影響や野犬化のリスクがあり、家族だから以前の問題が多大)

・飼い主が家に留まったら救助要請が増える可能性大

(ここでは、「家族だから置いてく選択肢はない」と言ってもいいかも)

・まず一晩二晩だけでも、今後についてはまた改めて話し合いが出来ないか。

 

というような内容を、なるべく冷静に伝えると思います。イメージとしては、「家族だから」よりも「ペットとは一緒に居ることが飼い主の義務で、飼い主であるわたし自身の生きる権利を守るため」を伝える感じです。

 

結局現実的に考えても、このように「どう交渉するか」のシミュレーションくらいしかできませんね…。

 

が、ひとつでもリアルに想像しておくことも、「今できること」のひとつかなぁと感じています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ペット同行避難・同伴避難にもっと声をあげようよ

「ペットは物じゃない!家族だ!」

 

という愛犬家のみなさま、まぁ落ち着いて。私たちはそんな感情論で戦わなくとも、ちゃんと権利がありますから……。冷静に話しましょう。え、なんの話かって?

 

ペット同行(同伴)避難のはなし、ですよ。

 

2019年10月、今年も大災害が日本を襲ってしまいましたね。そう、台風。災害がくるたびに愛犬家は犬のことを真っ先に考えます。これまでの災害でも、「何かあったらどうしよう…」「クレートに慣らしておかないと…」というSNSへの投稿がいくつもありました。しかし今回の災害では、より多くの愛犬家が「怒り」の気持ちを投稿しているのが目立っていたように感じます。

 

きっかけは、数人の被災者さんたちのこんな投稿でしょう。

 

「ペット可の避難所に行ったのに追い返された。」

「びしょぬれで犬と自宅に戻った。」

 

 

えっと、ありえなくないですか?こういった投稿をしたほとんどの飼い主さんが、事前に調べていたり問い合わせたり、きちんと準備していた印象です。それなのに、その場で「やっぱりだめです」の一言で追い返されるなんて、あっちゃいかんでしょう。しかも荒れ狂う天気のなか、動物を連れて、いや連れていなかったとしても、最悪死にますよ・・・?

 

わたしも昨晩は不安と怒りとでツイ廃と化しておりましたが(フォロワーさん、タイムライン荒らしてたらすみませんでした)、一晩経っていろいろ考えて、愛犬家はもっと堂々と権利を主張していい。という結論に至りましたので、今こうしてブログを書いています。

 

「問題」とされることをひとつひとつ、きちんと考えて、向き合っていきませんか?愛犬を守るために。

 

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まず、アレルギーをお持ちの方へ。

 

今回SNSで検索をしたら、何人ものアレルギー持ちの方が不安な声を発していました。不安、というかモヤモヤしていたのでしょう。「犬が大事なのはわかるけど、アレルギー持ちにとっては命にかかわる。そこも考えて欲しい」という言葉が多かったので。

 

ただですね、ほとんどの愛犬家はめちゃくちゃ考えているんですよ。

 

「もし避難所に行くことになったら」を考えない愛犬家はいません。その想像の中で、やはり心配事といえばアレルギー持ちの方、それから犬嫌いの方のことなんです。(当然、人類すべて犬好きなんて思っちゃいませんしね、個人的には犬嫌いを悪だとも思いません)

 

だから、愛犬家のなかには自ら避難所へは行かないという選択をする人もいます。でもご存知ないかもしれませんが、現在「ペット同行避難」は環境省が推奨しているんです。つまり、国が。(ソースはセルフでどうぞ)

 

2011年、特に福島県内の動物たち・愛犬家たちに何があったか、知っていても知らなくても、きっと想像はつくことでしょう。福島では多くのペットが取り残され、宮城や岩手、その他被災地でも多くの迷い犬が出ちゃったんです。で、これはまずい!となった国が「ペット同行避難」を原則にしたという流れ。(なんでまずいって野犬化したら危ないですし、生態系に影響も及ぼしますし、被災者のメンタルにも超マイナス!ということです)

 

なので、アレルギー持ちの方の不安な気持ちもわかりますが、わたし達飼い主にも同等の権利があることも分かってください。で、今回多くの愛犬家が怒りのツイートをしていたのは、先ほど書いた「ペット可避難所へ行ったのに追い返された」という件です。まぁ中には下調べもせず行って騒いだ人もいるかもしれませんが、例外はどこの世界にもいます。

 

国が同行避難を推奨していて、飼い主は日頃から準備して、事前に調べたペット可施設に行って、追い返された・・・というわけ。怒ってる理由、わかってもらえましたか?

 

そして今、この先起こるであろう災害に愛犬家たちが思うのは、「棲み分けさせてほしい」ということ。

 

決して「全避難所に問答無用で犬入れろ!」とか「アレルギーは薬飲め!」なんて思ってないです。「ペット可の避難所」が欲しいだけです。「外につないどくならOK」なんて、今回の台風や猛暑のなかでは死を意味します。死ぬために逃げるわけじゃないです。だから屋内で、ペットと共に避難できる場所が欲しいんです。

 

(ちなみにざっくり言うと「同行避難=ペット連れてけるけど一緒に居れるかどうかは別」「同伴避難=避難所でペットと一緒に過ごせる」という違い)

 

そして何度も言いますが、今は国が「ペット同行避難」を推奨しています。だからこれまで以上に声をあげているんです。アレルギー持ちも愛犬家も、どちらも安心して避難できる国にしたいよね、という話です。

 

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 じゃあここからは、お上の皆様へ。

 

まず今回の台風で、どうして「ペット可の避難所で追い返される」なんて事態が起きてしまったのですか?

 

もちろん自治体によってはきちんと対応していた場所があったのも分かっています。ですが、この事態は本来一箇所でもあってはならないですよね。あの嵐のなか、避難してきた市民を追い返すなど。「アレルギー持ちの方がいた」のでしょうか?「ペット用の部屋を準備していなかった」のでしょうか?

 

どちらも事前に準備、対策できたはずです。

 

わたし達愛犬家のほとんどが、日頃から「災害への準備」を欠かしていません。環境省ガイドラインを読み、各自治体の避難先を調べ、いざという時に備えているんです。だって、あなた方が同行避難を原則としているから。

 

それなのに、事前に調べたり問い合わせたりした人が追い返されるなんて、正直、釈明会見のひとつでも開いてもらいたいくらいです。もちろんその場で対応した職員さんに文句を言うつもりはありません。最初からおかしいんだし。

 

なぜ最初からおかしいかって、そもそもペット可避難所が無い市町村もあるからです。わたしの住む市です。秋田県鹿角市(かづのし)っていいます。

 

国がペット同行避難を原則としているのに、避難先が無い。こんな矛盾あります??

 

これは個人的な意見か、多くの愛犬家の総意となるかは分かりませんが、わたしは全市町村に「ペット同伴可の避難所」を設ける「べき」だと思っています。国民総被災の時代で、ペットを飼っている割合はだいたい3割というところですよね。

 

「ペット同伴可の避難所」が無い市町村に住む3割は、死ねってことですかね?(ちょっと感情的になっちゃいました)

 

鹿角市で言えば、周りが山に囲まれているので季節や天候によっては近隣の市町村へ行くことや県跨ぎもリスキーです。というか避難所ってそもそも近くにあるべきものでしょ?

 

そしてここでわたしが敢えて「同伴」を主張しているのは、「同行」では意味がないからです。さっきも言いましたが、暴風雨の中で軒下?猛暑や極寒の中で屋外?火山灰飛んできても?犬、即死にます。

 

ただ現時点で原則・推奨とされているのは「同行」というのも分かっていますので、あくまでもわたしの希望的主張です。でも新しい施設をどんどん作っているのだから、その辺りを考える余裕が無いなんて嘘だと思っています。ぶっちゃけ面倒なだけですよね?(ああ、またちょっと感情的に…)

 

まずせめて「同行可」としている避難所を明確にしてください。

 

ちなみに、「原則は同行避難だけど、状況によっては受け入れできない場合もある」とかサラッと書いてることも分かってるので、100%同行避難できるわけじゃないということも理解しています。でもそれ危険すぎますよ。

 

だからまずは確実に「同行可」にできる避難所を確保してください。

 

現場が混乱することくらい重々承知です。わたしも仙台で震災を経験しましたし、災害時の混乱は知っているつもりです。でもあれから8年以上も経ってるんです。そのあいだ何回災害きました?

被災経験ない人の方がそろそろ少なくなってるでしょ?いい加減変えないと、いつペット関連で死者が出てももうおかしくありません。(もしかしてもう出てるかもしれませんが)

 

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最後はわたし達、飼い主の話。

 

権利を主張するために、義務も果たしましょう。道路や公園をノーリードで散歩させている・ワクチン義務を果たさない・ノミダニ放置……こういった飼い方をしているなら、避難所を使う権利はあっても嫌われます。個人的には同じに思われたくないのでどうぞご自宅でがんばってほしい。

 

「犬は家族」、わたしはその言葉を使うタイプじゃありませんが分かります。でも「犬と人間は同じ」ではありません。事情があって税金を納められない方と同じなわけじゃないんです。命の平等性の問題ではなく。

 

飼い主にかけられた義務は、すべて誰かの命にダイレクトにかかわります。もちろんノーリードに関してもワクチンに関しても、その義務が「そもそも必要かどうか」というところはそれぞれ違う考えがあると思いますし、あっていいと思います。

 

たとえば本音を言えば、わたしだって誰もいない広い公園くらいノーリードで走らせたい。海外の街とか見てうらやましいなぁとも思います。でもしません。なぜなら「そういう国」では無いし、そういう国にするためには「今あるルール」を最低限厳守することが大前提で、「トレーニングの義務化」も必要だとかんじるので。

 

「うちは吠えるから…」「噛むから…」と思っているなら、トレーナーさんに相談するとか、もう一歩も二歩も踏み込んだ犬との関わり方が必要だと思います。犬を愛することと大事にすることは違いますしね。 まぁちょっと話がそれましたが。

 

とはいえ、ふつうの愛犬家まで肩身狭く感じる必要は無いんです!!!!!堂々と愛犬とともに生き延びましょうよ!!!!!!!!!(あと楽しみましょうよ)

 

「アレルギーの方や犬嫌いの方に申し訳ないから車で…」じゃなくて、きちんと棲み分けでペット同伴で過ごせる避難所を作って!と主張しましょうよ!!!!!!!!!

 

犬は家族でも所有物でも、この際そこは問題じゃないと思っています。どっちにしろ、わたし達は「犬と生きること」を選んだというだけです。そしてその権利も持っているんです。

 

だったら、「犬と共に死ぬ覚悟」よりも「犬と共に生きる覚悟」をわたしは持ちたい。そのために、今回みたいなことにはきちんと怒りたい。そして動きたい。

 

犬には生きる権利があります。

 

その権利を守ることが、飼い主の役割のひとつ。その権利を守ることが、犬と共に生きる覚悟。わたしはそう思っています。アレルギーの人・犬嫌いの人がいることが、犬が災害時に放置されて仕方ない理由にはならないんです。でも現状は、そういったことを言い訳に放置されてしまっています。

 

犬が生きる権利を守れるのは、飼い主だけです。

 

正直、なんの資格もない、ただの飼い主であるわたしがどう動けるかは分かりません。ただ、ずっとぼんやり考えてるのは地域の愛犬家でサークルなど連携を取れるようなモノを作って、グループ単位で避難所を確保するとか。(信頼関係が築ければ預け合いもできる、輸血などの声掛けもしやすい、メリットが多いと思う)

 

あとはクラファンでも出来るんじゃないかと思ったりもしてる。SNSでもブログでも、ツールはもう何でもいいから、愛犬家同士が連携して社会を変えていかなければならない時だと思います。

 

ぜひ、なにか良いアイディアやアクションがあったら教えてください!

 

 

***わたしは犬しか飼ってないので「犬」に限定して「愛犬家」の話をしてきましたが、もちろん「猫」でも「愛猫家」でも一緒です。爬虫類でもなんでも認可されている生き物なら。つまり「犬」をあなたの「ペット」に変換していただければと***